さて、いよいよ公開の日を迎えることとなりました。
本企画の最後を飾るのは劇団明野ミュージカル第13回公演ハロードーリー!の演出を手がける海老澤貴氏ことえびちゃんにお話をお聞きしました。

 icon-anchor 演出えびちゃん編

――今年、二年ぶりとなりますが、どのような意気込みで明野ミュージカルの演出をされますか?

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やはりミュージカルというのはまだまだ知名度が低く、県内でもなかなかやっているところが多くはないと思います。
それでも明野ミュージカルが活動しているというのは、劇団の皆さんはそれぞれこの劇団でミュージカルを通して何か表現したり、チャレンジしたりしたいことがあるんだと思います。
そして、その思いがお互いに共通し、お互いを刺激し合える団体ならば、それは素敵な団体だし、なおかつその素敵な部分をお客様に見せることが出来るならば、それが舞台をやることの醍醐味なのだと思います。

自分らだけが楽しいっていう団体はいくらでもありますけど、やっぱりなんのために舞台をやるかって言えば、それは観に来て頂いたお客様のためですから、その副産物として自分たちのためにもなるっていうのが一番のスタンスだと思うので、もっと貪欲に自分ができること、自分がお客様を喜ばせることが出来るんだっていうことを自信をもってやってほしい!!
そういう意味も込めて、今回演出をさせていただこうと思いました!

私も今回出来るだけのことをやりたいと思いますし、団員のみんなも稽古のたびにどんどん成長してきていることを感じます。
それが以前とは違って嬉しいところですかね。

自分たちの手でミュージカルを作っていくってことが少しづつ劇団にも浸透してきたのかなって思います。

――『ハロー・ドーリー!』という題材について

やっぱりこの作品を一言でくくれば、それは「喜劇」ですからね、あり得ないことが起こるというバカバカしい喜劇なんですよ!
全く女性と付き合ったことのない人たちがニューヨークに出て、すごく素敵な女性に出会って幸せになっちゃう、そしてみんなハッピーになって終わっちゃうっていう!
でも、実際にはそんなことあり得ないよ!って、つい鼻で笑い飛ばしてしまいそうな今の世の中なんですよね。でもそこで間違っちゃいけないのは、コーネリアスとバーナビーはつまらない日常の中で一歩を踏み出したわけですよ!

勇気を出して、ニューヨークへ飛び出して冒険するんだ!っていうことをやらなかったらそれまでなんです。
きっと何も起きずにそのまま終わったでしょう。もしかしてお見合いかなんかして適当な結婚したかもしれないけれど、結局彼らは勇気を出して一歩今までと違うことをやったことによって、素晴らしい幸せを掴んだんですね。
今の世の中って、そのような思いが抱けない世の中なんですよ。夢も希望もなくて、自分で一歩踏み出す気にもならない、明日が今日と同じならそれでいいっていうさみしい世の中じゃないですか。でも、そうじゃなくて、「僕らはがんばって変わるんだ、明日から!」っていうことを実践した結果、こんなにこの人達は幸せになったんだよ!っていうことを、私はこのミュージカルを通してお客さんにぜひお伝えしたい!!ほんのちょっと勇気を出して一歩踏み出す、例えば明野ミュージカルに参加するってことだけでもいいですよ。それによって何かが変わった人達がいるっていうその事実を、舞台を通してぜひお客様にお伝えしたいですね。
そして皆様が明日からの日々をほんの少しでも夢や希望をもってすごそうという気持ちになってもらえたらと思っています。

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――今回の演出をしてみて思ったことは

今、劇団のみんながやっと自我に目覚めて一人で立ち上がり、講師たちの手を少しづつ離れて歩きはじめたわけですよ。
しかし、歩き始めた人っていうのは色々なところに行きたがるわけです。小さい子供もそうですけど、歩けるようになったわけですから。そこが手を焼くところですね。やっぱりみんな自分で立てるようになったから色々なことにチャレンジしたい、でもそれを妨げてしまうと成長が止まってしまうんです、子どもと一緒で。みんなはどんどんと色々なところへ歩いて行っていいんだけれども「そこはダメだよ、そこは危ないよ!」って言ってあげることが一番骨の折れる部分ですし、でもそれによってみんなが自分で歩けたり走りだした瞬間を見れるのは一番の醍醐味かな、と。
団員のみんなが成長していることは自分たちでも実感していると思うんですけど、ちょっとでも団員たちが自分たちで考えてそれが形になっていく喜びっていうのはね、やっぱり全然違うと思うよ!それまでと違う経験だし、それが今回の公演で見えてきてますよ!ただやっぱりね、「ちょっとそれはダメだよ」って言うブレーキ役は必要でしょうけど。でも、それでも今までとはみんなの意識が違うと俺は思っています。

――今後の劇団の成長が楽しみですね!

やっぱり何度もみんなには言いましたけど、練習です!と。
自分がうまく出来なくて悔しいんだったら、練習して見返してみろよ!って。それがちょっとずつですけど「じゃあやってやろう!」って人が出てきたんで、そういう意味で僕は、今後の明野ミュージカルが面白くなってくるんじゃないかなって思っています。
今回出きらなかったとしても、その次で出てくるんじゃないかなって。さらには、オレが演出やりたいっていうやつが出てくるんじゃないかなって期待してるんですよ、非常に。だから私としても本当に劇団の今後が楽しみです!

――演出として、お客様にぜひ観ていただきたい部分は?

んー、まあ、いっぱいあるんですけどね。やっぱり振付も団員たちで頑張ったから観て欲しいし、歌もそれぞれに努力しているから観て欲しいし、でも演出としてこの物語を通して一番観てほしいのは、色々なものを乗り越えて幸せになった時の役者の笑顔ですね、役として。

やっぱり『ハロー・ドーリー!』は喜劇ですから、お客様が何も考えずに楽しめるのが一番の醍醐味なので、それを期待していただきたいし、そこに注目していただきたい。

――そのために、団員たちは何をすべきでしょうか?

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お客様を不安にさせない、つまりアマチュアとか関係なくお客様が無条件に笑える、心を楽にしてバーっと見ながら大笑い出来るんだ!っていう作品にすることを団員のみんなにも肝に銘じてがんばっていただきたい。お客様には「何も考えなくて結構、ただ体だけ来てくれれば大笑いさせて、大喜びさせて、素晴らしい気持ちにさせて、明日から生きていく喜びを与えますよ!」って言えるくらいの意気込みを持って団員には舞台に立っていただきたい。私はそのくらいの大きいことを言います。だからお客様!!今回はそういう舞台ですからぜひ楽しみに見に来て下さい!!

ぜひ団員の皆さんも、もう少しで本番ですので演出にお付き合い下さい!!

――我らのえびちゃん、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

ミュージカルにおいて演出という役割は各パート全体を活かすための大事なものだと思います。
劇団明野ミュージカルを一番良く知っている海老澤さんだからこその話をしていただけました。
海老澤さんはカーテンコールの最後に登場する予定になっております。
舞台上で見たことがない人が出てきた!と思ったら多分えびちゃんです!
あの人は演出家なんだよっと一緒に来た人に教えちゃいましょう。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

チケットのネット予約は10日(金)17時をもって終了いたしました。
沢山のご利用ありがとうございました。

本番でお会いしましょう!

この記事を書いた人

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劇団明野ミュージカルのサイトを管理してます。
直接の連絡は
webmaster@akenomusical.net
まで
演出家えびちゃん
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